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エンジニアは休日に勉強しなくていい!|目標があるなら土日を有効活用

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エンジニアは休日に勉強しなきゃダメ?

エンジニアは知識や経験がとても大切な仕事であると言えます。特に働き始めてから数年の若手の場合、知識不足を実感して「休日にも勉強しなくては」と焦ってしまうかもしれません。

では、エンジニアは休日にも勉強すべきなのでしょうか?

結論からお伝えすると、基本的に休日は勉強しなくていいですが、明確な目標を持っているのであればお休みの日も有効活用して勉強することをおすすめしています。

この記事ではエンジニアが休日に勉強しなくていい理由と、休日に勉強することで得られるものをお伝えしていきます。

休日に勉強しなくていい

ヨガ

上述したように、エンジニアは基本的には休日に勉強しなくても大丈夫です。その理由をみていきましょう。

仕事とプライベートの切り分けが大切

長く安定して仕事を続けていくには、仕事プライベートの切り分けはとても大切です。

仕事をしていると少なからずストレスが溜まっていきます。蓄積したストレスによって精神的かつ身体的にダメージを受けるため、休みのタイミングでストレスを発散できる機会を作ってあげることが理想です。

週に5日、朝から晩まで働いたうえに土日まで仕事のことを考えて生活してしまうと、どこかでパンクしてしまうかもしれません。体調管理の一環として、休日にはしっかりと休んでリフレッシュするように心がけましょう

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仕事の知識は業務で身に付く

エンジニアの知識には汎用的なものもありますが、現場の業務から学ぶことが多いため、独学で勉強していることが必ずしも役に立つとは限りません。現場独自のルールやフレームワークなど、熟練エンジニアでもプロジェクトが変われば初見の知識があったりします。例えばシステム要件や設計書のフォーマットなど、現場独自のルールで管理していることが多いものは特に現場作業に集中しましょう。

ただ、汎用的な知識が役に立たないという訳ではありません。もし心身ともに余裕があるのであれば、どの現場でも必要なプログラミング言語SQLを学んでみるのも一つの手です。

仕事に慣れるまでは業務の復習

仕事に慣れるまでは、新しい知識のインプットを増やすのではなく現状取り組んでいる仕事の業務の復習をしましょう。

基本的に業務時間内にすべて理解し対応できるようになるのが理想ですが、エンジニアの仕事はそこまで一朝一夕に進むものではありません。仕事に対してネガティブなイメージを持ち始めると、仕事をすること自体がとてもストレスに感じてしまいます。

私も通勤時は仕事の復習と読書をしています!

もし仕事に対する苦手意識を排除できるのであれば、通勤時や休日に軽く業務の復習をする時間を確保するのもいいかもしれません。

休日に勉強することで得られるもの

勉強中

心身ともに健康であるためには仕事とプライベートの切り分けが必要で、休日の勉強は不要であるとお伝えしています。

しかし強靭な肉体と安定した精神をお持ちの方は、休日の勉強をすることで更なるステップアップやプライベートの充実をはかることができるかもしれません。心身ともに余裕があるのであれば、やりたいことを明確にして取り組んでみてください。

私は休日にブログを書くことでリフレッシュしています!

また、目標を持たずに漠然とした気持ちで勉強するのはあまりおすすめしません。

意味のない勉強は知識が身に付かないだけでなく、無駄にお金がかかってしまいます。下記にいくつか例を挙げていますが、しっかりと目標を持ち、そのゴールに向かって学習内容を決めておきましょう

以下では、休日に勉強することで得られるものをいくつかご紹介していきます。

仕事での飛躍

エンジニアとして大成するためには、現場の知識だけでなく汎用的なスキル円滑なコミュニケーション能力を持ち合わせておかなければなりません。そのためには現場作業に精通し、なおかつ一般的な知識も幅広く知っておく必要があります。

大切なのは、会社での役職は決して仕事の出来だけではなく、お客様との関係性や上司や部下とのコミュニケーションのもと判断されるということです。『勉強だけしていれば自ずとステップアップできる』という訳ではないので、日々の仕事を一生懸命取り組むことが最も重要であるのは変わりません。

ただ最近ではマネジメント能力を必要とする役職と、スキルを重要視する役職を設ける企業も増えてきています。プログラミング能力を高めるための勉強も無駄にならないので、会社の規定をしっかりと確認し、資格取得などの明確な目標を持って取り組んでいきましょう。

システム開発や副業

エンジニアとして働くのであれば、システム開発副業に着手するというのも選択肢のひとつです。

独自のシステムを開発するには、開発の知識だけでなく要件の整理やデータの管理など、幅広いスキルが必要になります。長い時間をかけてでもシステムを構築できれば、システム自体が評価されたりスキルを買われたりする可能性があります

また、副業でHP制作やエンジニア講師に取り組むことで、本業のステップアップに繋がったり金銭的な余裕が生まれます。システム開発は向き不向きがあるかもしれませんが、副業なら自分に合った仕事内容をある程度選びながら取り組むことができるのでおすすめです。

ステップアップや他業界への転職

エンジニアとしてステップアップする方法は2つあります。1つは所属する会社内で役職に就くこと2つ目は他企業に転職することです。

IT業界は建築業界と同様にゼネコン体質となっており、どの企業で働くかによって仕事の忙しさや給料に差が生じます。エンジニアとして優秀な方は、現場での知識や経験を身に付けた後に転職サイトなどからステップアップのための転職をすることが多いです。現在の職場に魅力がなかったり、働いて得られるものがないのであれば、休日に勉強したうえで転職を検討しましょう。

また、残念ながらエンジニアの仕事が向いてないと感じる人もいるかもしれません。他業界への転職は簡単ではないので、休日を使って転職先を探したりスキルを身に付けるための努力が必要になることでしょう。

筆者も他業界からエンジニアに転職しましたが、転職先を見つけるのは大変でした、、、

資格取得

会社で役職に就いたり、転職の際に評価されるポイントとして資格の取得があります

仕事の一環として勤務時間内に資格勉強をさせてくれる企業はほとんどないので、資格取得を推奨されている場合は勤務時間外に取り組まなければなりません。エンジニア関連の資格はそう簡単ではないため、休日を使って学習することも必要です。

エンジニアの登竜門といわれる基本情報技術者試験でも、約100~125時間の勉強時間が必要と言われています

企業によっては資格取得を昇格に必要な条件として設定していたりします。またスキルの証明として資格を取得しておくことで、給料アップや環境面改善につながる転職につながることも多々あります

独学での資格取得が厳しいと感じるようなら、プロの手を借りてみるのもおすすめです。

まとめ

この記事ではエンジニアが休日に勉強しなくていい理由をご紹介しました。

まとめ

  • 仕事とプライベートの切り分けが必要
  • 仕事の知識は業務で身に付く
  • 心身ともに余裕があるなら、仕事での飛躍や資格取得のため勉強しても良い

仕事もプライベートも充実させて、良きエンジニアライフを過ごしていきましょう!