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『セルの書式設定ってどうやって開くんだっけ?』
『右クリックしてから開くのが面倒だから、もっと簡単な方法はないだろうか?』
セルの書式設定は、セルに関する情報の操作をすることができるとても便利なツールです。セルの表示形式を変更したり、自由な罫線を引いたり、塗りつぶしの色やフォントを選ぶこともできます。
実はセルの書式設定の開き方はたくさんあるのですが、どの方法で開くのが一番効率が良いのか気になりますよね。
今回はセルの書式設定の開き方と、最もおすすめするショートカットを使った開き方をご紹介します。
目次
セルの書式設定とは
セルの書式設定とは、セルに入力したデータの表示を自由に変更できるツールのことです。
セルの書式設定を開くと、[表示形式][配置][フォント][罫線][塗りつぶし][保護]の6つのタブがあります。セルに関する設定をするための機能がまとまっており、表の見た目を整えたり、データを自分の思い通りに整理をするために使います。
例えば、セルに「0001」と表示したいときは[表示形式]を文字列にしたり、文字のスタイルやサイズ、文字色などを変更したいときは[フォント]タブから設定することが可能です。
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【Excel】「1」を「0001」と表示する方法|数値や文字列でゼロ埋め
仕事やプライベートで頻繁にExcelを使うタイミングがあると、表の見た目やデータの表示を意識するようになります。複雑な罫線やフォントを設定したいときは、セルの書式設定が必要になります。
セルの書式設定の開き方4選
普段からExcelを使っている人でも、意外とセルの書式設定の開き方を知らない人もいます。
今回は一般的によく使われる方法や、とても便利なショートカットキーを活用した方法までご紹介していきます。
セルを右クリック ⇒ [セルの書式設定]を選択
まず最初は、マウス操作のみで完結する方法です。
手順
- 設定したいセルを選択
- 右クリックでメニューを表示
- [セルの書式設定]を選択
適当な文字列が入力してある任意のセルを選択し、右クリックでメニューを表示します。画面下側に表示される[セルの書式設定]クリックすると、ダイアログが表示されます。
とてもシンプルに[セルの書式設定]を開くことができました。続いて紹介する方法は、Excel画面上部にある[ホーム]タブから開く方法です。
[ホーム]タブの[書式]から開く
Excelでは便利な機能をまとめて配置しているタブが複数存在します。その中の[ホーム]タブを選択し、表示された[書式]⇒[セルの書式設定]で開くことができます。
手順
- [ホーム]タブを選択
- [書式]⇒[セルの書式設定]
[書式]をクリックした時点で様々な項目が表示され、[セルの書式設定]を開かずとも調整することが可能なものもあります。用途に応じて使い分けてみてください。
[ホーム]タブの[フォント]や[配置]にある ↘ ボタン
手順
- [ホーム]タブを選択
- 各カテゴリの右下にある ↘ をクリック
細かなメニューを開くことなく、一発で[セルの書式設定]を開く方法もあります。[ホーム]タブを選択すると[フォント]や[配置]などの分類が表示され、各カテゴリの右下に ↘ が表示されているのが分かるでしょうか。
この ↘ を押下することで、一瞬で[セルの書式設定]を開くことができます。他のボタンと比べるとサイズが小さいので押しづらさもあるとは思いますが、一発で開くことができるのはかなりのメリットだと言えるでしょう。
「Ctrl」 + 「1」【ショートカット】
セルの書式設定は頻繁に使われるツールなので、ショートカットキーが設定されています。コピーやペーストとは違い、取り上げられることが少ないので意外と知らない人も多いでしょう。
ショートカットキーは Ctrl + 1 が割り当てられており、セルの書式設定をすぐに起動することができます。
パソコン業務の生産性向上や時短をはかるには、ショートカットキーを使えるようになることが最大の近道です。少しでも作業スピードを上げたいと考えているのであれば、第一歩として[セルの書式設定]をショートカットで開けるようになってみてはいかがでしょうか。
セルの書式設定の開き方のまとめ
今回は、複数のセルの書式設定の開き方をご紹介しました。
セルの書式設定の開き方のまとめ
- セルを右クリック ⇒ [セルの書式設定]
- [ホーム]タブの[書式]から開く
- [ホーム]タブの[フォント]や[配置]にある[↘]ボタン
- ショートカット:「Ctrl」 + 「1」
セルの書式設定は、セルに入力されているデータを自由に変更できるツールとして今後も重宝します。
今まで活用してこなかったという人は、徐々に慣れ親しんでいきましょう!